昔、学生だったころ、まだそんなにネットでの本の販売が主流ではなかったころ、本屋が本を手に入れるたった一つの手段でした。
昔は毎日のように書店に足を運んで、コミックの新刊、とか文庫の新刊をチェックするのが日課のようになっていました。
そんな中、自分がほしいと思った本があるのですが、まだ学生だったので、そんなにお金に余裕がなくて、買えない時もけっこうある。
そんなときはぐっとこらえて次に来たときは必ずゲットしてやると、内心こぶしを効かせながら帰る。
しかし、次に来たときはすでにそこにはない。聞いてみると在庫もない。
で、他の店を探してみるけど、まあない。
これが本に限って多いから。ってことになると、もう無理してでも手に入れてやるってことになって。学生時代は無理をしてでも本をかってよんでいました。
今では、ネットですぐに見つかって、クリックひとつで手に入りますが、昔は昔で、あれがほんとの距離というか本のありがたみがあったと思います。
昔はひとつの本を手に入れるのには多くの困難があったと思います。今はそんなことはありませんが、学生のときにこんなことを経験したから、本のありがたみとかほんの大切さがわかるのかもしれません。
でも、あんまりありがたみすぎて、本が捨てれずに、本が溜まってしまって親に白い目で見られるのもたまに傷ですが・・・・

ブログネタ: 教えて「本屋さんでのエピソード」
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