アルビが良かったのか?ベガルタが悪かったのか?
仙台「冷静さを欠くぐらい新潟の守備が集中していた」 スポニチ
スタジアムには行けなかったんですが、TV観戦をしておりました。スコアこそ1-0の起伏のすくないゲームでしたが、内容は新潟の完勝だったように思えます。仙台も終盤、盛り返したものの及ばずという形でした。
この日はプレスがドはまりして、相手陣内のDFラインでボールを追いかけまわすシーンが何度も見られたので、これが一種の成功というか、今年のアルビスタイルにうまく持ち込めたのかな・・・
しかし、終盤はともかく、試合の大部分、沈黙していた仙台。浦和等に劇的に追いついてドローに持ち込むなど、調子は悪いようには見えなかったのですが・・・
10年前のこの日。J2優勝を決めて、J1昇格を確定したアルビ。
メモリアルデーと銘打ち、集客にかなり力を入れていましたが、ふたを開けると32000人・・・
やはり、40000人集めるには、すこし材料がすくなかったかなと。しかも、この寒さ。
でも、今年は25000人平均がベースとなっているので、かなり人は呼べたと思うし、そういう試合で今年は勝てていますし、そんな急激に観客数は戻ってこないと思いますが、一歩ずつ復活させていけばいいと思います。
さてさて。
Jリーグも残留争いは決着がついてしまったので、人事往来がかなり激しくなってまいりました。アルビ関係でいくと、東口、内田、大野あたりでしょうか・・・
毎年恒例になりつつある、ガンバの東口にオファー。正直、出て行ってほしくないが、東口のこと、つまり人生等を考えると、移籍もやむなしと言わざるをえない。
ことあるごとに東口は、大げがを何度も経験していながらも、それを見捨てず、サポートし続けたアルビへの感謝を口にしている。「このチームで優勝したい」との発言もある。
だが、サッカー人生はそんなに長くない。しかも、二回も大けがを負っている東口。彼のサッカー人生もどれくらいあるかわからない。そんな状況下で、けっして、年俸が高いといえないアルビにいるよりかは、多少のお金はあるガンバに行ったほうがいいのではと思ってしまうことがる。
精神論を振りかざせば、義理人情が心の奥底にある日本人としては、お金に目がくらんで、移籍などもってのほかだが、東口の人生を考えるとそういう決断しても自分はせめられないな。
まあ、まだ、オファー準備段階で、一部報道では広島の西川(浦和も獲得に動く)の獲得も検討されているようだし、何とも言えない。
ただ、見識あるアルビサポなら状況を加味してそういう決断(を東口が)しても理解してほしいね。まあ、「ビジョンがすばらしい」と言ってお金に目がくらみ、きつい練習にねをあげて、選手一同で監督を解任に追い込むようなチームに移籍したGK(○野、)とは違うのだからな・・・
ついに来るべきときが来たかという感じ。内田のアルビ退団。ここ数年、度重なるけがで満足にプレーできる状態が続かなかった内田。だけど、やはりJで200試合ちかく出ているだけあって、その一挙手一投足が若手選手や中堅選手のいいお手本だったこと間違いありません。
また、2009年だっけな?最終節でG大阪にロスタイムで、勝ち越しミドルを決めて、自力で残留を決めたときなど、このときはスタジアムに居て、内田にボールが渡った瞬間、「打て!!!!内田!!!」と思わず叫んだことが鮮明に残っている。
また、アルビ史上初にリーグベストイレブンに選ばれたマルシオ(現浦和)との右サイドでのコンビは忘れられない。マルシオがすごいのはもちろんだが、内田や本間とうがプレーしやすい状況を作り出していたのもすごく印象に残っている。アウエーの鹿島戦、キャプつばの超絶技巧なジャンピングボレーをマルシオが決めたときのクロスはこの内田の足から生まれた居る。とにかくクロスがすばらしかった。
今後については、未定らしい。クラブ側も功労者としてコーチ(どのカテゴリーかは不明だが、)クラブに残らないかとの打診があったようだし、内田自身もアルビ以外は想像できないとも言っているが、まだ決めていないとのこと。指導者として歩むことは決まっているようだが、引退の決断はしていない。
選手として続けるなら、カテゴリーを下げないと難しいと思うし、けが等が多くなっているので難しいと思います。できれば、今回で引退して、アルビ指導部に加わってほしいのですが、現役続行なら全力で応援したい選手ですね。たぶん、大多数のアルビサポは同じ意見だろう。
湘南逆転負け 1年でJ2降格(大野レンタル終了が濃厚) デイリー
で、問題の大野です。正直なことを言えば、来シーズン、大野の復帰は既定路線でもあり、クナンが韓国兵役のため、退団濃厚な最終ラインの中には貴重な存在ともいえるだが、素直には喜べない、歓迎もあんまりできない。
去年、アルビは一年、ほぼ出続けた大輔(→柏)、石川(→仙台)に引き抜かれて大変な状況だった。補強もかならずしもうまくいく当てがなく、資金力の乏しいアルビにとって同等かそれ以上の選手を連れてくるのは至難のわざ。
そんな中、J2に武者修行に行っていた大野に白羽の矢が立ったのだ。昨年はシーズン初めから湘南にレンタルされており、シーズン通して主力として活躍、湘南は自動昇格をはたしていた。しかも、ユースからの昇格組で、今年、岡山から復帰した川又と同期入団。
そんな状況下の中で、サポの中からも待望する声を多かった。
クラブも引き抜かれたDFの穴埋めとして、うってつけの人材で、さっそく復帰要請をだいしたわけだが。
「自分が昇格に携わった湘南で、J1を戦いたい」
こういうってアルビからの復帰オファーを蹴って、再度レンタルを希望したのです。
「・・・・はあ!?(゚Д゚)ハァ?」
わたくしは怒り狂いましたね。ユースからずっと面倒をみて、プロにまでなったクラブが大変な時に、クラブからの復帰要請を固辞して、湘南に残ることを希望したのです。
「そんな、選手がアルビのために走れますか?体、はれますか?」
私はがんばれないと思います。こういう経緯があって、正直にいえば湘南に買い取ってほしいくらいです。ただ、湘南にそんな資金はないので、それは絶対にありえない。
だから、あんまり、復帰というのは喜べません。
しかも、来年、どんなサッカーになるのか想像つきませんが、今年のサッカーがベースになることは間違いありません。人について、プレスをかけて、人に激しくいくサッカー。
大野が今まで、愛媛、湘南と経験してきましたが、どちらもゾーンを守るサッカーが主体なので、大野が今のアルビ適応できるか非常に疑問です。
守備ならなんでもかかってこいの菊地ですら、適応できずに、出場機会をもとめて、鳥栖にレンタルするくらいなのですから、大野は適応できないと思います。
となるとCBとして不合格。サイドバックもあんまり経験ないんじゃないかな・・・・
あんまりうまみがないんだようね。湘南第一に考える選手なんかいらないし、アルビを第一に考えられる選手がほしいだよね。
しかも資金に限りがあるとなれば、どちらかというとサイド選手を獲得したほうがいいような・・・・
とにかく、大野は戻ることを選択するのなら禊が必要なのではないかな。
正直、あんまり応援する気にならん選手や。
こういうときに限って買ってない・・・・まあ、買っても当たる気がしませんがね。
| 固定リンク
「アルビ」カテゴリの記事
- アトムが隠れ日本代表候補?(2015.12.29)
- 今のところは戦力マイナス。(2015.12.20)
- 今年はGKのミスで何点勝ち点を失うのか?(2015.08.17)
- 差別というか侮辱的な発言。(2015.06.10)
- 選手はどこか他人事。(2015.05.30)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント