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2011年11月 6日 (日)

問題は8年も拘束される移籍制度ではないか?

菅野 指名経緯「聞きたい」日本ハムあいさつに同席へ  スポニチ

まあ、こればっかしは本人の意思があるので、それを日ハムが説得できるかの問題で、拒否した場合でもそれは当然の権利であり、批判されることはまったくの意味がない。

日ハムの突然の方向転換や事前の根回しなしの指名はやはり問題かなと思う。それをやって、まあ、ルール的に問題はないけれど、実際に(入団拒否)判断を下した場合、間違っていたと認識すればいいんじゃないかな。

まあ、巨人の邪魔をしたっていう点では大いに成果はあったと思うけど、一人の人生を振り回してまでやる必要があったのかなとも思いますね。

で、ここで、邪魔された側の巨人のフロントからブーブー言っておりました。「ドラフトに問題あり」とか。まあ、この制度は何年か続いているわけだし、今までなんで言わなかったの?って言うことなので、はっきり言って、この件については評価するに値しない。まあ、問題あるけど、他に良いやり方もないしね。また、希望枠とか復活して裏金等の問題が噴き出すのも困るだろうし。

今回の件で問題だと思うのが、入団してから8年は自由に移籍できない、今のJPBの移籍制度に問題があるのではないかと思った次第で。

今回の主役、菅野がどう思っているかは不明ですが、自分が思うに長年拘束される今の移籍制度が頭にあったのではないかと邪推する。

まあ、あくまで邪推なので、気にしなくて良いと思うけど、今の制度は無視できないほど、自由度がなく、不可解なものになっている。

移籍の活性化 日本プロ野球選手会HP

選手会のHPからのリンクなので、一方的な見方なのですけど。選手会の言うこともわかるのですが年俸高騰の一番の責任は選手会にあるので、鵜呑みはしたくないけど。

今の日本球界では、自分の意思で移籍するのは無理な制度になっています。アルビサポをやっている自分ですが、野球も昔から見ている野球っ子でもあるのです。で、いつも不思議だったのが銭闘のこの時期で、「自腹キャンプも覚悟!!」という年俸交渉の長期化ニュースを見たときがあります。

Jリーグでは、選手側に主導権があり、交渉がまとまらなければ、他球団からのオファーをまったりしています。そこで、交渉がまとまれば移籍成立。近年、契約満了時に発生する移籍金の無形化が実施されて、さらに移籍しやすくなりました。

野球ではこれがなく、契約がまとまらない場合、そのまま保有権(?)を保有すれば移籍を阻止できるのです。こうなれば、選手を生殺し状態でき、選手は結局、所属球団と契約するしかなくなります。

近年、有力選手の移籍の際に、話題になるのがFA移籍です。しかし、これは有力選手のみの権利と言え、出場試合条件があり、しかも、7~8年以上の時間を要するもので、あまりにも長い期間と言えましょう。野球選手の寿命は近年、長い選手もいますが、せいぜい10年がいいところ。その7割以上を初期球団で過ごすことになり、これを信じて、選手生活を送るのはけっこうつらいものがあるのではないでしょうか?
先日、TVで「仮釈放を希望に刑期を過ごす、無期懲役犯」という報道番組の特集を見ましたが、すこし、件の移籍制度に似ているように思えます。

移籍制度にはトレード制度がありますが、これは自球団と相手球団との合意による移籍成立の大前提があるので、よほどのことがない限り、選手自身が望む移籍ができません。江川さん事件(wiki)という例外もありますが、新人即トレードって言う手段は可能ですが、現実的にあり得ません。

戦力外はほとんどフリー移籍みたいになっていますが、これもあまり移籍が実現できていない現状です。海外移籍も帰ってくるときに二年間どの球団にも入団できないというなんとも変な制約付き。
はっきり言って移籍制度は無いに等しい状態です。

まあ、この制度にも理由があって、一定の球団に選手が集まることを抑止するという点があるようですが、長年、巨人に有力選手が集まっている現状見れば、その理由が意味をなしているのか疑問です。

だから、今回の件で、言い方は悪いですが、「ちょっと我慢して、移籍」というのは無理なのです。一度入団してしまうと、数少ない野球人生の大半を我慢しなくてはいけなくなるのです。
なんども言いますが、本人がどう思っているかは不明ですが、こういう背景があるのはなんとなく、邪推できます。

ただ、自由移籍が大団円のハッピーエンドかというとそういう訳に行きません。今の移籍制度の必須条件の「戦力の均衡」「人気球団、金満球団に有力選手が集まらせない」ということは期待できません。
これについては何らかの規制が必要です。戦力=金の多さ。簡単にいうとこう図式なので、ぜいたく税的な金銭負担も必要になってくるでしょう。
また、選手会のHPでは「移籍の活性化によって、適正な金額で抑えられる」といっておりますが、年俸の高騰は避けられません。

一足先にJリーグでは、自由移籍というかプロ野球ほどガチガチに固めていない。また、上で書いてあるように、契約満了時の移籍金廃止も導入されたので、よりお金が出せるクラブに戦力が集まるようになっていて、親会社のデかさ(資金力)が順位を決めているといっても過言ではありません。これは選手会が望んだ形で、たしか、当時は戦力外選手についてもっと移籍しやすくと言う感じでしたが、それよりも有力選手の年俸が上がっているように思える結果に落ち着いております。

選手会のいうこと鵜呑みにするのは危険です。年俸が少ない少ないと毎年言うのは選手のほうですからね。この景気がだだ下がりの状況でよく言うのよね。

まあ、そのままでいいわけないですが、今の野球の移籍制度よりはいいと思いますが。ドラフトを帰るより移籍制度を変えるべきです。今のままでは、新しく入ってくる選手ばかりにしわ寄せがくる制度なのです。

こういう制度でよく日本の野球が世界で通用するのが不思議ですね。

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