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2011年9月13日 (火)

家計簿と第二作目

CMと映画はまったく別物だ。いまや、いろいろなツールを使ってダダ流しでいろんな情報が流れています。

管制室の写真をブログに載せたり、ツイッターで韓流批判したり。

映画の予告編もTVやネットを通じてだれでも簡単に見れるもので。

さて、今回はこの二作品。

 

「武士の家計簿」、「相棒劇場版Ⅱ」けっこう注目作品の二作。
一つは武士映画の異色作。武士っていったら刀で切った張ったの大立ち回りが主流ですが、この作品では刀ではなく、そろばんを武器にした武士の話。
で、もう一本がいまや若者のTV離れが叫ばれる中、お化け番組となったテレビ朝日の人気ドラマの「相棒」劇場版2本目。できれば、劇場で見たかったのですが、時間がなかったのでDVDで見ます。

「武士の家計簿」(公式HP

あらすじで語られていますが、現実に居た武士のお話を映画したものらしいです。

ここで表題が関係してくるのですが、CMで綾小路きみまろさんがナレーションしているちょっとコミカルなCMを見てしまってそのイメージが強く残っていたんですけど。

たぶん、これがいけなかったのかもしれませんが、やはり史実に基づいたお話だったので、きみまろさんが担当していたCMのようにコミカルでもなんでもなかったです。

ある武士の記録って感じでした。そこの所が少し残念でした。まあ、そういう見方をしなければ、いい作品というかしっかりしたものでした。

で、ネタバレなんですけど。残念な点。
まず、借金のデカさが分かりづらかった。予備知識があったらわかったかもしれないけど、石高とか禄とか言われてもちょっとね。そこでどれぐらいの借金があって、どれだけ困窮しているかがわかりづらかった。説得力が弱かった気がします。
あとは、鯛の絵をお祝いの会に出席した人たちが持って歩くシーンがありましたが、このシーン別段いらなかったかな・・・・泳いでいるみたいに高さがだんだんになっていましたが、もし、このシーンを入れるのなら、別段普通に持っていてもよかった気がします。
あとはやはり、激動の時代にしては何も起こらな過ぎかな・・・・まあ、史実のストーリーなので仕方ないかもしれないですが、やはり、ここでもCM効果が出ている気がします。藩の一大事だとか、そういうのをそろばんで救う展開のほうが面白かったかも。
あとは、堺さんが老けてきているのに、仲間さん老けてない・・・・

でも、時代劇としては異色だったし、幕末時代の地方版としての物語としては面白かったです。幕末が好きな方とかは見てると新鮮かもしれない作品でした。

で相棒劇場版Ⅱ(公式HP

自分は神戸さんが出てきはじめたころから見ている、第二世代?あんまり批判できません。好きですからね。寺脇さんバージョンほとんど見てないですけど・・・

まず一言。重厚でしたね。テーマが「正義」だったと思いますが、テレビ朝日系列の重い感じがよく出てましたね。たぶん、TBSが制作すると「ほのぼの系」になるような気がします。

びっくりというかまあ、予告編みて、分かっていたのですが、現在進行形のドラマの重要キャラを殺してしまうっていうのが、驚きでした。この作品でも、黒幕的に暗躍につぐ暗躍。まあ、言えばその死に方がちょっとね。犯人も唐突?

褒めるのはへたくそなんで、あんまり書かないでおこう。とにかく、ファンの方は必見だし、ファンでなくとも、楽しめる一本ではないかと思われます。

次は何を見ようかな・・・・

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