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2010年6月28日 (月)

ヴィンランドサガ 9巻


ヴィンランド・サガ(9) (アフタヌーンKC) モバイル用

おすすめ!度(5/5) ★★★★★

けっこう海賊っていうといまや、ジャンプの麦わらさんが思い浮かべられますが、ヴァイキングに代表される荒くれ者たちのほうがしっくりくる。

で、この作品。前巻で敵のアシェランッドが死んで、今まで復讐に燃えていたトルフィンにとってまさに天と地がひっくり返るほどの衝撃を受けて、軍を離れて、失意というか虚ろになりながら大陸を渡って、奴隷をして生きているという展開になりました。

この巻はその帯に描かれていたように、奴隷編開幕なのです。

奴隷としての生活、そして、その周辺での事件などが描かれています。これもヴァイキングたちの言う「本当の戦士」への道の途上と言ったところでしょうか?

本当の戦士。それはトルフィンの父がたどり着いたもの。そして、軍の猛者たちが追い求めるもの。それはなんなのでしょうね?

トルフィンは父親の敵を討つために、必死に生きて生きて、生きた。たしかに憎んでいた相手なのですが、いつしか目標のようになっていたアシェランッド。それが死んでしまって、トルフィンは父の死以来の衝撃に襲われて、生きる活力を失って、奴隷として生活しています。

しかし、そこでの生活も変化が訪れます。それは新たに生活をともにしはじめたエイナルがそれをトルフィンにもたらし始める。また、トルフィンが奴隷で働いている農場の用心棒の「蛇」。トルフィンは彼の強さに今まで、「生きたい」と思わなかった心がふるわされます。

感想というか巻のようやくになってしまっているような。

あとは楽園をつくるといったクヌートが、ますます修羅としての道を歩んでいるのが、トルフィンとの対比のようで、この後、どうなってしまうのでしょうか?

時代ものってやっぱり、その時代時代を描くので、その資料というか「へー」という部分が多い。調べてみるとわかるんだろうけど、そんなこと、調べないし、知りたいとも思わないね。まあ、そう意味ではけっこう勉強になったりしますね。

一種の平穏に突入していますが、これからの激動を予感させる一巻ではないでしょうか?

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